変化の物語
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変化の物語

あきらめは、終わりではない。
まだ明らかになっていない、
本当の願いである。

あきらめが、
あきらめないに変わった物語。

人は、夢をあきらめるとき、本当はただ弱くなったわけではありません。

親からもらった言葉。過去の失敗。社会の常識。自分には無理だという思い込み。

それらが積み重なり、いつの間にか、自分の可能性にふたをしてしまうことがあります。

けれど、あきらめの奥には、まだ言葉になっていない願いがあります。

草刈正年の対話は、その人の中にある「あきらめ」を否定するのではなく、その奥にある本当の願いを明らかにしていくものです。

ここにあるのは、ことばによって、人がもう一度自分の人生を動かし始めた物語です。

01

にっくん / 大西伸哉さん

「好きなことで生きる」を、もう一度信じた物語。

Before

売上0。成約率0%。好きなことで仕事をつくる支援に行き詰まり、自信を失っていた。

After

成約率0%だったクライアントが75%へ。売上0だったクライアントが、2カ月後に306万円の売上を達成。さらに自身も、あきらめていたシンガーソングライターの道へ進み、1年目でCDデビュー、全国年間80公演。2年目には全国年間130公演を達成。

「好きなことで仕事をする人を増やしたい」。にっくんは、そんな想いを持ち、起業コンサルタントとして活動していました。

けれど、思うように成果が出ない時期がありました。サポートしたクライアントが、商品を作り、販売まで進んだにもかかわらず、セールスで10人以上に断られ、売上は0。

誰かの可能性を応援したいはずなのに、目の前の結果が出ない。その現実の中で、にっくん自身もまた、深く自信を失っていました。

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にっくんの中にあったあきらめは、「好きなことでは食べていけない」という思い込みでした。

それは、父や母から受け取った言葉の影響でもありました。

「やることをやりなさい」
「現実を見なさい」

その言葉は、にっくんの中で、いつしか「好きなことを仕事にするのは難しい」という前提になっていました。

けれど、両親から受け取っていたのは、あきらめだけではありませんでした。

サラリーマンをしながら、年に数回、人前でギターを弾き、歌を歌う父の姿。大好きなバスケやギターを、「素敵よ」と応援してくれた母の言葉。

本当は、にっくんの中にはずっと、「どんな好きなことでも、必ず人に届く」という光がありました。

その光が明らかになったとき、にっくんの行動は変わっていきました。

成約率0%だったクライアントは75%へ。売上0だったクライアントは、2カ月後に306万円の売上を達成。

そして、にっくん自身もまた、大学時代にあきらめていたシンガーソングライターの道へ進むことを決めました。

1年目でCDデビュー。全国年間80公演。2年目には全国年間130公演。

現在、にっくんは「歌う応援家にっくん」として活動しています。

好きなことで生きることを、誰かに教えるだけではなく、自分自身の人生で証明する人になりました。

この変化は、無理やり前向きになったから起きたものではありません。「好きなことでは食べていけない」というあきらめの奥にあった、本当の願いが明らかになったことで、行動と現実が変わっていきました。

02

稲葉信一さん

自由を器に込めると決めた、陶芸家の物語。

Before

数年間、売上が低迷。陶芸家を続けるべきか、定職に就くべきかで悩んでいた。

After

雑誌『BRUTUS』の陶芸特集に掲載。中国では3年先まで個展が満杯に。1年で売上は前年度の2倍以上。念願だったアトリエ付き住居も購入。

「陶芸家をやめて、サラリーマンになった方がいいんじゃないか」。ある日、陶芸家の稲葉信一さんから、そんな相談がありました。

妻と共に陶芸家として活動していたものの、数年間、売上は低迷。夫である自分だけでも定職に就き、安定した収入を得た方がいいのではないか。稲葉さんは、そう悩んでいました。

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稲葉さんの中にあったあきらめは、「自由を表現し、自由を伝えること」へのあきらめでした。

自分は繊細な絵描きが得意で、その表現で勝負してきた。だからこそ、そこから表現を変えることは難しい。そんな思いが、稲葉さんの中にありました。

けれど、深く見つめていくと、本当は違いました。

稲葉さんは、ただ陶芸の絵描きをしたかったのではありません。自由を表現し、自由を伝えるために、陶芸という仕事を選んでいたのです。

その本質が明らかになったとき、稲葉さんはこう語りました。

「やっぱり僕は、この繊細な絵の表現を大事にします。
でもこれからは、器の中に自由を込める。
器を手に取ってくださった方が、ここから何か自由を感じ取ってもらえる。
そんな器を、これから作っていきます。」

それまで朝9時に起きていた稲葉さんは、朝5時に起きるようになりました。

朝から器と向き合い、自由を込めるように作品をつくる。

その後、雑誌『BRUTUS』の陶芸特集に掲載。中国では3年先まで個展が満杯に。1年で売上は前年度の2倍以上になり、念願だったアトリエ付き住居も購入されました。

今日も、自然豊かな山奥のアトリエで、この世界に自由を届ける器が生まれています。

稲葉さんの変化は、表現方法を無理に変えたことではありません。自分が陶芸を通じて本当に届けたかったものが「自由」だったと明らかになったことで、同じ仕事の意味が変わり、作品への向き合い方が変わっていきました。

03

鈴木梨絵さん

「しなければ」から、「私がやる」に変わった先生の物語。

Before

「仕事が多すぎる」「やらなければいけないことばかり」。仕事が嫌で仕方がない状態だった。

After

副校長から一般教員へ戻る決断。仕事へのやりがいを取り戻す。生徒や先生との関係性の中で、自ら動く喜びを感じるように。その後、小学校外国語専科教諭へ挑戦し、現在は小学校で英語を教えている。

「私、副校長をやめて、一般教員に戻ります」。その言葉を聞いたとき、草刈正年は耳を疑いました。

仕事にやりがいを持てず、日々の業務に追われていた中学校の副校長。けれど継続セッションの途中で、彼女は自ら役職を下げ、一人の教員として現場に戻る決断をしました。

数週間後、彼女は満面の笑みでこう話しました。「こんなに仕事が楽しくて、やりがいを感じている自分は初めてです。」

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彼女を苦しめていたのは、「闇の義務」でした。

誰かに決められている。やらなければならない。責任だから仕方がない。

その義務感の中で、仕事は重くなり、本来の喜びが見えなくなっていました。

けれど、父と母とのルーツを見つめ、過去を統合していく中で、彼女の中にある本当の役割が明らかになりました。

それは、「人と人との通じ合いをつくること」。

そこから、彼女の仕事は変わりました。同じ業務でも、「やらされている仕事」ではなく、「自分が大事にしたいものを大事にする行動」になったのです。

教員に戻った数カ月後、双子の学生から涙を流しながら感謝されました。

「先生のおかげで、お姉ちゃんの人生が変わりました。
ありがとうございます。」

また、ある教員がインフルエンザで倒れたとき、彼女は他の教員に声をかけ、仕事を分担して手伝う行動を起こしました。

その結果、その教員から何度も深く感謝されました。

その後、もっと子どもたちに「人と人とが通じ合う喜び」を届けたいという気持ちが膨らみ、小学校外国語専科教諭になるチャレンジをされました。

現在は、小学校で英語を教える先生として活動されています。

これは、単に「好きなことを仕事にしよう」という話ではありません。実際、彼女は以前より仕事時間が増え、やることも増えました。

それでも、今が仕事人生で一番やりがいを感じている。なぜなら、義務が変わったからです。

誰かに決められた「闇の義務」ではなく、自分の中から生まれた「光の義務」に変わった。ここに、マサネンの言葉の本質があります。

変わったのは、行動の前に、ことばだった。

Words Before Action

にっくんは、「好きなことでは食べていけない」というあきらめを明らかにしました。

稲葉信一さんは、「自由を表現すること」へのあきらめを明らかにしました。

鈴木梨絵さんは、「やらなければならない」という闇の義務から、「私がやる」という光の義務へ変わりました。

3人に共通しているのは、無理やり前向きになったことではありません。

自分の中にあったあきらめの正体を見つめ、その奥にある本当の願いを言葉にしたことです。

ことばが変わると、見える世界が変わる。見える世界が変わると、選ぶ行動が変わる。そして、行動が変わると、人生の現実が変わり始める。

「あきらめない」とは、根性論ではない。

Beyond Willpower

草刈正年が伝える「あきらめない」は、ただ頑張り続けることではありません。

苦しくても耐えることでも、弱音を吐かずに進むことでもありません。

あきらめないとは、自分の中にあるあきらめを否定せず、その正体を明らかにすること。

そして、その奥にある本当の願い、本当の役割、本当の光を思い出すことです。

だから、マサネンの言葉は、人をただ励ますだけではありません。

その人自身も気づいていなかった、人生の奥にある力を呼び起こしていきます。

あなたの中にある「あきらめ」も、まだ物語の途中かもしれない。

Speaking / Training / Consultation

講演、研修、対話、継続セッションを通じて、草刈正年は、人と組織の中にある「あきらめ」を明らかにし、「あきらめない」に変える場をつくっています。

個人の人生に。リーダーの言葉に。組織の空気に。教育の現場に。

ことばの力を届けたい方は、下記よりお問い合わせください。